ソフトバンクドラフト5位、強打者・石見颯真選手(愛工大名電高)

中日新聞より

世代 2006年度生まれ
右投左打
身長 174cm
体重 70kg
ポジション 内野手

 石見颯真(いしみそうま)選手は滋賀県草津市出身、小学3年生で野球を始め、野球経験者の父親のもと厳しい練習をこなしてきた。中学時代は草津リトルシニアに所属、「激戦区でやってみたい」という理由で高校は愛工大名電高校に入学する。

  強豪校にもかかわらず、1年時夏の予選から正レフトとしてベンチ入りし、県大会優勝、甲子園出場に貢献する。甲子園本大会で計10打数で2安打と1年生ながらヒットを打つ。

 2年生でも夏の甲子園に出場しヒットを打つ。秋の東海大会で11試合39打数で19安打&5長打を放ち、打率4割8分7厘、1発10打点の好成績で準優勝に貢献し、プロの注目を浴びるようになる。日大三島戦で内角直球を右翼場外まで飛ばす2ランを記録するなど、長打力も持っている。ホームラン後には「力んだりしてバッティングが崩れたら嫌だなと思い、いつも以上に意識的に逆方向を狙った」というほど、意識の高い選手です。

 3年に進学すると、自らの意志で外野から遊撃手にコンバートします。理由はチームの内野陣が崩壊しかけていること、高校生の外野手はプロ野球から指名されにくいこと。 

 3年春の選抜甲子園では、初戦で報徳学園と対戦し、試合には敗れるがドラフトで1位指名が予想されている今朝丸裕喜から2安打をはなつ。3年生の夏の予選は名古屋たちばな高校にに0-2(4打数1安打)で敗れ16強で敗退。大会終了後、石見は「(プロ志望届を)出します」と宣言した。

 大会終了後、「高校日本代表候補選手」に今朝丸裕喜(報徳学園)、石塚裕惺(花咲徳栄)らとともに選出される。

 プロ野球のスカウトからは「彼は守れますね。西武の源田みたいな感じで、動きがいい。スローイングも、力でガーッというより、流れの中ですっと投げて正確でしたしね」というコメントもでている。打力に関しても「愛工大名電の石見君、大阪桐蔭・ラマル君の打力も将来性十分です」とコメントされている。

 50メートル走5秒9で脚力もあり、広角に長打を放つ超高校級の強打者。好きなプロ野球選手は吉川尚輝(巨人)という、石見颯真選手のプロの世界での活躍を期待します。

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