笑いと涙!豪華キャスト、映画「はたらく細胞」はどんな映画

映画『はたらく細胞』公式サイト

笑いと涙!豪華キャスト、映画「はたらく細胞」はどんな映画?ネタバレ無しで紹介

4.2

作品の詳細

 原作は漫画家・清水茜の同名コミックと清水監修のスピンオフ「はたらく細胞BLACK」、監督は、「翔んで埼玉」の武内英樹監督

 人間界のトラック運転手で父・漆崎茂(阿部サダヲ)と高校生の娘・日胡にこ(芦田愛菜)の体内で、細胞がもつ様々な機能が、職業や技能として活躍する映画です。

  日胡(芦田愛菜)の体内で働く細胞が、赤血球(AE3803):永野芽郁、白血球(好中球 / U-1146):佐藤健、キラーT細胞:山本耕史、NK細胞:仲里依紗、マクロファージ:松本若菜、ヘルパーT細胞:染谷将太、血小板:マイカ・ピュ、肝細胞:深田恭子、肺炎球菌:片岡愛之助、化膿レンサ球菌:新納慎也、黄色ブドウ球菌:小沢真珠など。健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。

 漆崎茂(阿部サダヲ)の体内で働く細胞が新米赤血球:板垣李光人、先輩赤血球:加藤諒。茂の体内は不摂生がたたり成人病寸前で、薄暗い酒場通りになっており、細胞たちにとってはブラックな職場となっている。

作品の内容

 日胡の体内では立派な赤血球になることを目指し、体内に酸素を運ぶ赤血球(永野芽衣)と、外敵を退治することに執念をみせる武闘派の白血球(佐藤健)らが、肺炎球菌(片岡愛之助)、黄色ブドウ球菌(小沢真珠)など病原体を退治する。

 茂の体内では、ブラックな体内環境の中、赤血球達が体内の各器官に酸素を届けるため日々、奮闘する。

 茂が便意を催し「もらさない」よう、尻を押さえて公衆トイレを目指す場面、体内では便を出さないよう防衛する外肛門括約筋便の攻防戦が繰り広げられる。外肛門括約筋の一人が一ノ瀬ワタル

 暴飲暴食で不摂生な茂が病気になるのかと思いきや、日胡の愛情弁当のおかげで茂は健康が回復する。だが、代わりに日胡が白血病にかかってしまう。

 病気の日胡の体内に、白血球変異種(セカイノオワリ・Fukase)が現れる。白血球キラーT細胞NK細胞達は、不気味で強い変異種を倒し日胡の身体を救うことが出来るのか?

見所

 外敵と戦ったり体内に酸素を運んだりと、自分の仕事を投げ出すことなく職務に忠実であろうとする細胞たちに頭が下がる。自分の体内で健康維持のため細胞が働いていてくれていると思うと、生活態度を見直そうと思う。

 「城下町のような街並み」や「大型ショッピングモール」のような日胡の体内と、「薄暗い昭和感溢れる酒場通り」のような茂の体内の対比がお見事。

 佐藤健、山本耕史、仲里依紗の格闘シーンも見応え満点。佐藤健の格闘シーンは、「るろうに剣心」を彷彿させる。赤いベレー帽を被り地味だが重要な仕事をひたむきに行う永野芽衣に心を打たれる。

 小さな救世主・血小板たちの存在も映画に華を添えている。リーダー役のマイカ・ピュ(10歳)は、アメリカ人の父と日本人の母との間に誕生したハーフ。英語と日本語が話せる彼女の出演は、今後増えることは間違いないでしょう。

マイカ・ピュ
公式プロフィールより

 白血病の日胡を看病する茂と、恋人の武田新(加藤清史郎)の姿が、この映画の後半を全く違う展開に変えていく。細胞達の働きと、茂と武田新の祈りで、日胡の身体は回復すのでしょうか?

 

 

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