
奈良のパワースポット、「神様に呼ばれた人しか行くことができない」玉置(たまき)神社!
概要
玉置神社は、奈良県吉野郡十津川村にある2004年7月にユネスコの世界遺産に登録された神社です。熊野から吉野に至る熊野・大峰修験の行場の一つとされ、熊野三山の奥院として栄えました。
境内の杉の巨樹群は奈良県の天然記念物です。大杉・夫婦杉・神代杉などは大きさに圧倒されます。



アクセスが困難
玉置神社はアクセスが非常に困難な神社です。
車では京奈和自動車道・五條ICからR370、R168を通り約2時間ほどかかります。思った以上に途中の山道は細く、急なカーブが多いため、運転には注意が必要です。1本道なのでもし対向車が来たらすれ違うのも困難です。こういった道のりを経てたどり着くことが、玉置神社の神秘性を一層引き立てています。
約70台の無料駐車場が有りますが20台ぐらい並んでました。(2025.8.15)
電車・バスで行く人はほとんどいないと思います。
滞在時間
右側の玉石社までの参拝は必須です。所要時間は約1時間30分です。そこから山頂(1,076m)まで行けば所要時間は約2時間です。玉石社から山頂までは急な登りの階段が続き体力的にかなりきついです。おそらく半分以上の人が山頂までは行ってません。



参拝
本社は玉置山の頂上近く、標高1000m付近に、第十代崇神天皇の時代に 創建されたと伝えられています。

末社・玉石社、出雲大社玉置教会、摂社・三柱神社などがあります。大峯修験道では、玉石社を聖地と崇め、本殿に先んじて礼拝するのが習わしと なっています。
「神様に呼ばれないといけない」理由
玉置神社は車でしか行けず、国道169号線を通ります。この国道169号線は別名【酷道】とも呼ばれ
、整備状況がシビアで崖崩れで通行制限がかかる事も多々あります。道は狭く、ガードレールすらない山道で急カーブやアップダウンを繰り返します。運転に慣れている人でも疲労を感じますし、同乗者の方は車酔いが避けられません。
玉置神社は紀伊半島に位置し、年間降水量が2,000㎜に達する豪雨地帯です。
こう言った地理的な困難さもあり「神様に呼ばれた人しか行くことができない」と言われるようになったのでしょうか?
コメント