女性で世界初登頂に成功した登山家・田部井淳子さんとはどんな人か
映画の概要
女性で世界初のエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子の実話のエッセイ『人生、山あり“時々”谷あり』を原案とする映画です。
福島出身の田部井淳子は1975年、エベレスト日本女子登山隊 副隊長兼登攀隊長として、女性で世界初の世界最高峰エベレスト8848m登頂に成功しました。
キャスト
多部純子:吉永小百合
多部純子(青年期):のん
多部教恵:木村文乃
多部真太郎:若葉竜也
多部正明(青年期):工藤阿須加
北山悦子(青年期):茅島みずき
北山悦子:天海祐希
多部正明:佐藤浩市
あらすじ
純子は女性だけでのエベレスト登頂を目指し「日本女子登山隊 副隊長兼登攀隊長」として活動していた。1975年、エベレスト登頂に挑戦。
第四キャンプで登頂予定の純子ともう1名の隊員が待機していたが、酸素ボンベの不足が決定的になり、隊長はアタッカーとして純子1人を指名し、登頂に成功した。
しかしその後「隊」として登頂に成功したにも関わらず、純子のみがクローズアップされ有名になったことで、純子の周りから人が離れていく。
純子の息子、慎太郎は母親が「純子」であることから『エベレストに登ったあの田部井さんの息子』という視線を浴たり、先生からも『田部井さんの息子なんだから、もっとちゃんとしろ』とか言われ学生時代にグレ始める。
純子自身も癌を患い、闘病生活が始まります。
2011年に東日本大震災が起きると、純子は闘病中にも関わらず、「東北の高校生の富士山登山」プロジェクトを立ち上げます。そんな純子の頑張りをみて、息子の慎太郎もプロジェクトに参加する。
闘病を続けるも、2016年10月20日、腹膜癌で77歳で死去。
感想
登山を知らない人も楽しめる映画です。前半の主役とも言えるのんが良かったし、吉永小百合の夫役の佐藤浩市も理解ある夫でした。
吉永小百合さんがメインとなる後半は、かなりはっちゃけた演技で、それが物語のテーマ性とマッチしてよかったです。

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